仕出しや宅配弁当はどんな時に利用する？

慶事のお祝いには、喜寿・米寿・還暦など長寿のお祝いや、お食い初め・初節句・七五三・入学・成人式などの他にも、結婚や出産、新築での上棟式などがあります。慶事のお祝いに出される仕出しメニューの内容は料金の高いものになると、お赤飯や鯛のお頭付きなどの豪華な二段の御膳や、国産Aクラスのステーキを使ったメニューなどがあったり、お店や地域により様々です。値段は高いもので平均4500円～5000円位。安いものでは1000円～となっているところが多いようです。

四十九日、一周忌、お盆、お彼岸などで、昔は故人の自宅で、遺族が法要の後に僧侶や参列者に料理を振舞っていたことが多かったようですが、現在は料亭やレストランで会食をしたり、仕出し弁当を頼む場合が多いようです。法要・法事での仕出しメニューは鯛や伊勢海老など祝い事に供するような食材はやはり避けた方がよいでしょう。値段は豪華な食材を控えたメニューなので慶事のお祝いと比べて若干下回る値段が多いようです。

ビジネスでは、会議、研修、接待などで使うことが多く、最近では社内での商談やプレゼンの後に高級な仕出し弁当で接待するケースが増えています。また接待では失敗できないメニュー選び。接待する相手よって変わりますが、高級な食材を使ったものや、旬の食材を使用した御膳など彩りの美しさも重視した仕出しを選ばれることが多いそうです。また、容器も使い捨てではなく、回収容器の方が高級感を与えます。

地域の行事、学校行事など様々な行事やイベントでも仕出し弁当が出されることが多いです。地域の行事では自治会など年配の方が会食されたり、その他、スポーツ行事やお祭りなどのイベント、こども会行事、学校の行事など、様々なシーンで使われます。メニューには一般的な仕出し弁当の他、場所や人数に合わせてお寿司やオードブルなどが出されることもあります。また観光や行楽など、お店によってバスや電車、各宿泊先にも届けてくれるサービスもあります。